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十三仏大祭
鎌倉十三仏大祭とは
鎌倉十三仏霊場では、巡礼の際、各寺院で御祈祷された仏様の御分身「念珠玉」をそろえて、腕輪型念珠にしてお持ちいただいております。通常、御自身で鎌倉十三仏札所を巡礼して集め、仕立てなければ完成できない腕輪型念珠。なかなかお参りできない方のため、数年に一度、札所寺院の僧侶が集まり、大祭法要を執り行い、腕輪念珠型に仕立てたものをお授け致しております。
コロナ禍により、しばらく開催を見送っておりましたが、本年は、第九番札所・浄光明寺に御協力いただき、御法要をお勤め致します。
浄光明寺では、長らくその制作方法が解明されなかった土紋(どもん)と呼ばれる鎌倉~室町時代の仏像装飾技法を復活させた現代の鎌倉仏師の手により、この度、数百年ぶりの土紋仏となる文殊菩薩さまが新たに造立されました。
大祭は、その文殊菩薩さまの前で執り行います。
また、伝統鎌倉彫協同組合様、鎌倉はんこ様より、鎌倉彫で作成された鎌倉十三佛御朱印用はんこの奉納式も執り行います。
遺産ではなく、伝統として今でも生きている鎌倉仏像彫刻、そしてその流れを受け継ぐ鎌倉彫の息吹を感じていただける大祭です。
皆様のご参列をお待ちいたしております。



